年始一挙放送だかでやってたBONES〜骨は語る〜
ドラマの舞台、伝統ある博物館の部署であり、清潔で洗練されて、それでいてホログラムでシミュレーションまでやる最先端で近未来的っていうイメージはかっこよすぎた。
いわゆる検死っていうと、日本の刑事ドラマとかだと、霊安室みたいな、薄暗くて冷たい手術室みたいな先入観があったからな。
それがひっくり返ったカルチャーショックが良かった。
そんなステキで知的な職場に、身元不明までグロになった死体事件を持ち込むのがFBIの捜査官、5種体癖ブース。
主人公コンビは、
Xファイルのモルダーとスカリーの男女逆転みたいな感じだ。
主人公ブレナン女史は知性派の天才なんだけど、人情の機微や常識に疎い。
付き合いのいい相棒ブースは、毎度突拍子もないブレナンに振り回され衝突しつつ、根気よく関係を築いていく。
なんだかんだ足りないものを補い合える2人というやつ。
頭脳型、思考タイプは、共感とか人の気持ちを感じとるのが下手だ。
だから、知識や役割から人を解そうとする。
エンパシーは後天的学習で発達するが、シンパシーが苦手なのよ。
ブレナンもそう、人の骨からなら驚くべき情報を得られるのに、
生きてる人の気持ちをとんと察することができない。
サイコパス感は1種ぽいかもな。サイコつかアスペか。
骨のこと、自分の得意分野のことはマシンガントークなところとかも、どっちかというと1種か。
ものっすごわかりみあるわブレナン博士w
演じてる法医学博士の役が1種ぽいのに、
役者のエミリー・デシャネルは2種っぽいから、
1種の自分も反発なく感情移入できたのかもなー。
同じ型なら陰陽が違っても割と互換的だったりするようだ。
まず親族にいるから、模倣が捗るということもある。
親を見て育って、行動パターンを吸収してたりみたいなことがある。
自分の母親も2種で、困難な時期は2種をよそおって生きていたような気がする。
ブース、感情タイプの5種は、人と人との繋がりの本能、大脳辺縁系が主軸だ。
5種は特に全方位外交型の陽の者。
誰とでもソツなく付き合えることにかけては随一だ。
社交のテクを教わるなら、5種だよな〜。
ブースが潤滑油になって、
ブレナンは職場の仲間とも良い関係を築いて、成長していける。
アンジェラは、顔のパーツが全部大きい。
前回見たハライチの岩井に似た感じの10種かな。常に人好きのする笑顔なのは、役でもあるし素でもありそう。
包容力があって、みんなのママ的なポジション。アーティストなのも10種的カリスマを発揮してるのかな。
恋愛遍歴が豪の者らしいが、10種は愛の間口が広い。恋愛対象のストライクゾーンも広い。
ヘンな男をひっかけちゃいけないぜアンジェラ姐さん・・・。
カミールは、目が離れたヒラメ顔タイプの10種。
私がボスよ、というのも10種やな。
そこさえ認めれば、部下の裁量に任せる度量のある人物だ。
一期から見てたときはボス交代に不満だったけど、
それを忘れて見てみると、優しそうな表情の人な気もする。
ホッジンズは、9種ぽい。
デコが鉢張ってて小柄な印象。
目つきもなー。まっすぐ人を見るというか、視線がジッと固定されてる感。キョロキョロしないのだ。
昆虫や胞子の博士というのも似合う。余人が顧みないニッチを極める。
なにより何回フラれても絶対諦めないマンなのがw
執着つよつよで一歩間違えればストーカーになる愛し方っていう。
あ~BONES懐かしかった~。
つらい時期に伴にあってくれて、感謝してる。
ブレナンが意外と乱暴者なのが面白いんだよな。
2種はスクインツ(内向的オタク)、博士で知的な女性なのに、
前に出て銃を撃ちたがったり、カッとして悪漢をボコったりする。
それは体癖や外観からはまったく想像できない行動ってことになるのでは。
7種か6種のやりそうなことだw
うん、ギャップ萌え! そういうことがあるから人間て興味が尽きないよねw
まー多分、アスペの人のアレ、他人とうまくコミュニケーションできなくて鬱積したフラストレーションが突如爆発するやつ、それが攻撃性みたいに解釈されてるのかな、とか。
骨や骨格から人間を観るブレナン、ボーンズ博士なら、
きっと体癖論もあっという間にマスターするだろうな。
骨相と体癖には共通する土台がありそうだ。
というか、自分が体癖に夢中なのも、
ボーンズの、見た瞬間に人のことを見抜くスキルに憧れているのもあるのかもなあ。
骨から性別人種に生前の生活スタイルを見抜くのはもちろん、
生きてる人でも歩き方から女性が妊娠してることを見抜いたり、
赤ん坊の顔の骨相から父親が誰か見抜いたり、枚挙に暇がないけど。
あんな風になりたいというか、なれそうな気がするのだw
上野正彦