まあ、あとは気楽にこぼれネタというか。
ちなみにDVDは持ってるけどノベライズもコミカライズも読んでない。
ほんとはこうも甘酸っぱい青春ラブストーリーは苦手だw
さやちんとてっしーの自転車二人乗りでの登校とかで、やめてもうライフは0よ!と言いたくなる。青春が眩し過ぎて目が潰れるww
みつはと瀧の接続が切れてる、縁が離れているときの表現もいろいろある。
これはスレで目聡い人が気が付いたんだけど、
「町消えるも住民無事」という新聞記事の、
右の方で「爆風により糸守湖が氾濫。2年前に開通した隣町とのバイパスも寸断されており~」 という文章の「2」が横向きになっている。
隣町とのバイパスも寸断、町と町を繋ぐ道路が寸断。瀧とみつはの接続も寸断。
そういう感じだ。倒れた2は∞、隕石が落ちた後の糸守湖の形にも似てるかも。
空という字の、工の部分が分割されたデザインのポスターがある。
空という字は穴と工だ、工というのは虹の工、と一緒で、点と点を結ぶ線。ある地点と地点をむすぶトンネルやレール、道のようなものの意味だ。つまりこれも陰と陽を結ぶものなんだけど、
ポスターではそれが分断されている。
それも瀧とみつはの接続の分断という意味だ。
空は、穴へ至る工、という意味だが、穴というのは実に面白い。
穴、亞、洞、淵、虚、次の世界、違う世界、対になる世界。そこへ至る通路。空はそういう字だ。
ハウルでも黒い穴が、最も重要な秘密を示すものだった。
それを単に異界や幽世と見てもいいし、もっと深遠な秘密、有限と対になる無限、アルケー、0、混元、名も無くわざもない、なにか。そういうものを示してると見てもいい。
飛騨に行った瀧のTシャツにHALFMOON(半分の月)とあるけど、
あとジャケットの肩に赤と白の円のロゴがあるけど。
あとデートの後、みつはに電話が繋らない場面の月が、電線がかかって半分になってるけど。
この辺もそんな感じだ。OPにも満ちていない月が出てくるけど、
満ちた月は円、結ばれた縁、男女の合一を意味してて、それが半分なのは不完全な半身ということだ。
赤と白はどちらも陽。陰は黒と青だ。
対極図は陰陽、白と黒が半分ずつ混じり合っていく動きを図にしたものだ。
そういえば、デートの後、なんで瀧とみつはの接続が切れているのか。
まあ、気になる男の子ときれいなお姉さんがデートすることになって、涙がこぼれてたらそりゃ傷心で失恋だろうけどもww
それで東京まで会いに行っても「誰?」って言われちゃうしな。
でもそれでみつはのやった、髪を切る、という行為が決定的にマズイ気がするな。
髪というのは重要なマジックアイテムだ。女性が失恋して髪を切るとか、死者に髪を手向けるという風習は、相手への想いや縁を断ち切るための行為だ。
そういうことをするから、巫女の魔力が損なわれ、夢の接続が切れてしまう。
渡した組紐を辿って、また瀧が会いにきてくれるからいいんだけどね。
陸橋、というのもイマイチらしい。
瀧とみつは、それぞれ電話をかけて繋がらないのも陸橋だし、
大人になった二人が雪の中すれ違ってしまうのも陸橋だ。
水の上、川にかけた橋であれば、ふたつの世界を繋げる象徴になるけど、
道路の上にかけた橋ではいけないってことか?繋がりそうで、繋がらないのか。
奥寺先輩にデート解散を告げられるのも左手薬指の指輪が光るのも陸橋の上だ。
すれ違いと失恋のスポットじゃねーかw陸橋は鬼門だなww
その辺はまぁ、監督の匙加減な気もするけど。わからないでもない。
そういえば、ティアマトというのは女神の名前だ。
彗星は緒をひくもの、男性原理、陽、のはずなのに、なんで女神の名前をつけるのか。
ティアマトは海の神、母神、大地の材料となる神、調べるほどに彗星よりもむしろ地球そのものといった趣の神様だ。
そういう名前をつけるから、何度も地球に惹かれて落ちてきてしまうのだろうか?同一化しようとする名前なんだろうか。
糸守の500人は、幽世から黄泉返った存在になるわけだけど、
その身体は今まで通りというわけではなく、彗星と宇宙の気がふんだんに混交された新たなものになっていると考えられる。
母神ティアマトによって新しく創造された肉体、生命体であるとも言える。
パンスペルミア現象で生まれた新しい人間たちが、東京とか、日本中に散って暮らし、
結婚とかして子供をつくっていく。
彗星に含まれていたもの、彗星とともにもたらされたものが、地上の人類種に少しづつ、混ざりこんでいく。波紋のように広がっていく。
それはおそらく、歓迎すべきことだ。
「淀んだ水に、新しい波を」っていう。
異なるものを受け入れることで、総体の健康寿命は延びていくはずだ。
閉じた系は、熱的死、崩壊へ向かっていくばかりだからな。
この辺はまた例えが見つかったら書いていくけども。
近親相姦が続くと遺伝的な疾患が多くなる、とか言うと感覚的にわかると思う。
わかんなかったらハプスブルグ家でググると面白い。
そういえば、てっしーが読んでたムーにアカシックレコードという語がある。
磐座で酒を呑んでこけた瀧が見るイメージはこれだ。みつはの過去が見える。
これにアクセスすることは、多分そんなに難しいことでもないし、特に代償とかもない。魔法ではないと思う。無料閲覧図書館、ウィキペディアみたいなものだ。
必要なのは、電波状態の良さとキーワードだけだと思う。
瀧の場合は天上の絵や組紐や酒がキーワード、検索ワードに相当してる。
これを詳しくすると君の名はから逸脱するし、頭オカシイと思われるからまた別記事にする。スピとオカルトがオッケーな人だけ読んでくださいww
先に読みたい人は元スレで読んでて下さいww
ていうか、週末に公開の天気の子では、もう主人公がムーの編集?とかなんでしょ?
新海誠もオカルト隠す気なくなってるじゃねーかww最高かよww
100%の晴れ女、というのは天の岩戸から天照(太陽)を呼ぶ、アマノウズメなんでないかな。
雲の上は高天原。
鳥居をくぐって、雨が空に向かって落ちていってるので、雨、水がまたふたつの世界や男女を繋ぐ、組紐的なものになるのではないかと思ってる。
天気の子は、見たらとりあえず感想書くわ。
何回も見に行って考察や解釈したくなる作品だといいなあ。
空の美しさについては劇場の価値があると確信してるw