ものがたりを解釈する

アニメ、漫画、小説、神話、あらゆるものが語りかけてくること。最も深遠な、でも誰にでも開かれている秘密に、解釈というメソッドで触れていく。

ゾンビランドサガの体癖

ゾンサガ劇場版公開につきテレビ版24話公式無料配信中!

がーばいおすすめでくっし!そいけんまず一期だけでも見てみらんね!!やらしかけん!!(佐賀弁ネイティブ)٩( ''ω'' )و よかよか!!よかっとーとたい!!サキのいっちゃんすいとー!!

 


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いや、ほんとは劇場モノノ怪の火鼠行って記事書きたかったんだけど、

うちの猫の具合が悪くて行く気になれなんだ(´-ω-`)

でも今日はしっかりご飯食べてくれたから、明日あたり行こうかな!

 

で、おうちでYouTube見てたらゾンサガですよ!!

わ~懐かしい。

リアタイしてたけど、

当時ブログはしてたものの体癖はまだ知らなくて、

キャラが魅力なゾンビランドサガは体癖観察めっちゃ捗ったのでそれ書く。

 

 

まず、いっちゃん解りやすかとはサキ

ごいごい典型的か7種体癖さい!

 


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不良、特攻隊長、口癖は「ぶっころすぞ」(慣れると愛しい罵倒)

7種は初手でマウント合戦をしかけて相手との関係性を決める。

どっちが上か下かマブダチか、ぶつかりあわんぎわからんやろもん。

サキもそうで、一話で主人公のサクラのいい子ちゃんムーヴへのアタリがキツイのだが、

二話でふっかけられたラップバトルに「テメ上等だコラ」でノッてきて、(7種は売られたケンカは100パー買うw)

最初にデレてくれるキャラになる。

チョロかわいくもあり、

バトルで分かり合った7種は誰より情に厚い頼れるダチになってくれる。

積極性なムードで皆を牽引しフランシュシュのリーダーに抜擢、英断だ。

「佐賀のリーダーになれるように一億万倍魂燃やして」とか例えの数字がすぐクソデカになるのも7種あるあるw小3男子かww

ライブでいつも観客も「一緒に!」歌おうと声かけてくれる役なのしゅき。

7種のお祭りムードに乗っかってくとほんと心が燃えて楽しめる(*´ω`*)

ただ7種は不良や非行、反社会的集団とも馴染みやすいので、

スポーツや武道で闘争衝動を昇華しないと、

サキのよーにくさくさした気持ちをもてあまして喧嘩にあけくれ、

レディースに入ってチキンレースでぜってーイモをひかねえ気質でハードラックとダンスってしまう、こともあろうというもの。

安全性を担保したルールの中で勝敗を決められるスポーツとかほんと推奨。

体を動かすということでダンスでもいいし、そうするとアイドル活動も向いてるよね。

歌だって地声がデケーの有利だし、舞台度胸もある。

 

あと注目ポイントなのだが、

巽幸太郎のクソウザ絡みに物理で反撃できるのはサキ(7種)と愛(9種)だけだ。

サキはうるせえと言うと同時に殴ってる。(先に手が出る)

愛は舌打ちで不快を示して(警告してから)から殴る。

 

で、愛は自分が絡まれた際の正当防衛なんだが、

サキはちんちく(リリィ)が絡まれた時も「嫌がってんだろうが!」で幸太郎を殴る。

自分より小さい子を反射的に守って前に出ると、そういう行動原理がみえる。そげんとこよか!すいとー!

 

 

で、愛の9種体癖もわかりやすい。

平成の伝説のアイドルのセンターというだけでもうAKBのあっちゃんがモデルかなという連想があるのもあるが。

9種はそういうカリスマを発揮することがあるね。

ふだんはキリッと顔の愛ちゃんが「カットイン☆」でくしゃっとニコッとする、

そのギャップ、笑顔の引力がほんとすごいんだって。周囲はワンショットキルと書いてイチコロですよ。

 

そう、9種はなんていうか「くしゃっ」って感じの笑顔なんだよなあ~。

シワがよるというかなんというか。顔じゅうをくしゃくしゃにして笑う、みたいな。

笑顔の印象というのも体癖がでることがある。

キレイににっこり笑うのでは9種ではないのだ。

 

ゾンサガの愛は、アイコン的な美少女にならずに キリッ→クシャッ の表情を作りこんだことで良いキャラクターになったと思う。

そういうの視聴者にもなんとなく分かるんだよなあ~

 

キュッと収縮して見える黒髪ショートっていう髪型も合ってるしな。

いやサキのポニテも活動的に見えて7種らしかし、キャラデザもなかなかよかとよ!


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愛は最初かなり警戒が強い。(異常な状況なので当たり前だが)

9種は人見知りで心を開くのに時間がかかる場合が多い。

うちとけてからは、プロ意識の高さで全員のアイドル観の指標となる。

厳しくも面倒見のいい師匠ポジション。

 

アイドルというと若い女の子達なのでキャッキャウフフかと思うが、

愛はものすごくストイックにアイドルを追求しているアスリートみたいな気質だ。

アイドルを目指す女の子からイメージされる浮ついたところ?がまるでない感じ。

 

二期でマイマイの加入時に見せた態度が実に9種だなと思った。

初対面の相手にはニコリともせず覚悟を問い、

やるとなればとことんの完璧主義で指導する。

 

 

愛と純子は公式でも絡みが多く純愛コンビと呼ばれてて尊いが、

当初のかたくなだった愛と純子はキャラがかぶってるようで、

平成アイドルの愛と、昭和アイドルの純子は、

アイドルの姿勢というか在り方、あるべきアイドル像について対立する。

 

チェキとか握手会みたいな、いわゆるAKB商法、

秋元康が提案した「会いにいけるアイドル」ってやつに、

山口百恵中森明菜みたいな独自の歌唱と世界観のある高嶺の花がアイドルだと思う純子は激しく反発する。

それは今だとアイドルじゃなくてアーティストっていうのかね。

 

愛も純子もかなり頑固で、結局互いの考えを曲げない形での和解になるわけだが、

おとなしそうにみえた純子がみせたあの強硬さでああ2種体癖か~と思った。

 

 

純子は、ゾンビ衝動のままに暴れる妙ちゃんにターゲットにされてよく噛まれていた。

おとなしく内向的で、暴力に反抗できないという面があり、

(愛は妙に狙われない、妙は本能で気弱そうな奴を見定めて襲ってる)

純子のもつアイドル像は古いこともあるが、愛のように皆の指標にならない。

純子には、愛のような求心力、皆を引っ張っていくカリスマの気質がない。

それでも、2種がこうあるべきと思い込んだらもうひっくりかえすのは無理なのだ。

なんていうか、疑問を差しはさむ余地とか、議論の余地が無い。

そんくらい2種が規範と思ったことというのは強固で厄介です。

(母親が2種なので片鱗を知っている)

 

ま、でも、愛ちゃんに全員が頼りきりはヨクナイと巽幸太郎が判断したとき、

フランシュシュのサブ指標として、縁の下の力持ちというか底支えとしての

純子っていう立ち位置はアツかったよね・・・!

 

9種は面倒見のいい完璧主義者なので、

全部自分で抱え込んで弱音の吐き方や手の抜き方を知らないことがある。

集団を運営するにはそれではいけないのだ。だんだんどこかが苦しくなる。

カオス(複雑系)な世界に対して指標がひとつでは、対処できず軋轢がうまれる。

 

そこで大黒柱の女房役として2種、おふくろポジションに最適な体癖。

ずっと地味に誰かのフォローをしてる人、「私がフォローしますから」の時、最も輝く、美しくカッコよく見える気質だ。

一見嫋やかなのに実は折れない大和撫子な気質。

2種がいると集団が家族的結束力を増して長続きするのは、そういうとこなんだよな~。

 

 

純子の低めの昭和アイドル声めっちゃ好きだし、

サキとリリィのラップがハマってるこのライブシーンが一番周回したかも~

痺れるまでゲッダン!!手にするまでサバイブ!!


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純子の髪型は愛の反転だな。純愛コンビは衣装も反転モチーフだったりしてお揃い感が大変よろしい。

手先が器用という場面が度々あるけど、2種だから特に器用ってことはないかな・・・?

どっちかというとちまちまDIYとかしてるのは1種の気分の時かも。

体調かなんかの波によって陰陽が変わった感じになることあるよな。

 

 

んでんで、

おふくろポジションといえば、ユウギリねえさんですよ。

 

最初は、花魁で夜の街の雰囲気を纏うお色気担当キャラってーと6種か?と思って見てたんだけど、

どんな状況もおおらかに受け入れ順応し、(6種なら反抗するはず)

いつの間にか台所に立って全員のご飯をつくってたので、みんなのママの10種体癖か~となった。

10種は人にご飯を食べさせるのが一番好きな人。10種は人の世話をしてれば元気だ。

 

ユウギリも物理で殴るビンタのシーンが2度とかあるのだが、

人の口上を遮って説教という、まあ「え、今それ言おうと思った・・・ええ・・・?」っていうギャグなんだけど、

手が出た動機が教育的指導、人を教化しようとするときっていうのは10種っぽいのかもしれない。10種はごくナチュラルに人を子供扱いする。

あと穏やかそうなのに底知れなさをチラつかせることもあり(実は刀で戦える)

どっちかというと黒幕側の人物なのもそれっぽいかw

 

 

 

えーとあと

リリィことマサオは、

そういう裏表というか両面的なキャラクターというのは呼吸器型だ。

 

一人だけ幼い妹ポジションで、実は男という裏があるので6種かと思わせといて、

どっちかっていうと、器用で万能で社交的な5種な気がするな。機転が効く系の天才子役。

リリィも6種のような状況に反抗的なとこがない。

性格に裏表もない。

二期リリィ回でライバルの子役が登場したが、

あのコナン君は表では好感度の高い少年を演じ、

裏ではマネージャーやリリィを罵倒するという、

いかにも6種らしい裏表、幼気さとチンピラ的オラつきを使い分けていた。

ああいうのが典型的6種だ。

リリィの言動はずっと一貫してポジティブなようで、

ただボソッと「かわいくない」とか「アウトだよ」とか割とツッコミが辛辣というか、

利の無いものはスパンと切り捨て、

ゾンビになっても男の娘でいられるならそれはそれでメリットあるじゃんっていう面をとれるドライで現実主義な感性なのかなって。

そうなると5種体癖だろう。

 

 

 

いやー、ゾンサガのキャラはとても行動原理が明確でキャラがイキイキしてて、おもしろいね!

 

しかしあとの二人は、妙はともかくサクラも意外と決め手に欠けるんだよな~。

 

妙はまあ・・・、体癖とかではなく、ジョーカーとかトリックスターとかそういうアレだろ・・・。

みんな実はゾンビだってことを忘れないための妙っていうか・・・。

妙だからな。で何でも許される便利なキャラ。

 

 

サクラは4種体癖かなぁ。断れない系のオーラを感じる・・・。

状況に流される気質だよな。

主人公なので色々がんばるのだが、

実は主体性を発揮するより誰かに求められたように振る舞うほうが活きるは活きる。

「どやんすどやんす~」で振り回されてると、不憫かわいいっていうキャラ。

 

 

でもライブでいつも一生懸命な表情がほんと作りこみええよな。

3Dモデルと絵の境界がわからないくらいよくできてるゾンサガクオリティ。

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巽幸太郎も宮野真守がうるさすぎてなんだかわからんww

っていうかアイツこそ妙よりも物語の都合を全部押し付けた万能キャラよなw

もはやキャラというか舞台装置w

ただ宮野真守本人が9種っぽく演技にもそれが出てるので、

巽幸太郎からも9種を感じはする。

唐突系コミュ障は9種の性格。自分にしかわかんない文脈でまくしたてがち。

あとまあ、メンバーそれぞれの気質をよく理解してフォローも適確だよな。

なんだかんだ慕われてるし。

サクラと関わる時だけなんかの人間性をだしてくるが、

まあ、考察勢は色んなことを予想しているが、

自分はゾンサガは熱血とギャグとライブを楽しみに見たい派なので、

別に幸太郎の計画とかどうでもオッケー。

 

 

そこらへんを劇場版でどうにかするのか、

それともまた投げっぱなしで次を作るのか。

 

いやもう、キャラアニメとしてサザエさんワールド的に永遠に続いてほしいけどなあ。

せっかくゾンビだから永遠に変わらずアイドルのままでいられるわけだし。

ゾンビだからってそう来たか~っていういつも意外な展開が楽しいんだよな。

雷に打たれたからってそうはならんやろwwwとか。

 

全員一度死んでる設定から作るから、歌詞もイイのが多いしな。

「もってない」と感じてる人を励ましてくれる歌詞、

ここまでどんだけダメと負けばっかこんでても、まだ生きてるから、終わりじゃないと。

勝ち組や成功者の上から目線で説教されても効かないが、

若くして死んでしまったゾンビ達が叫んでるとなると問答無用の説得力あるんだけどww

 

 

 

 

あ、ちなみにバーテンの店の徐福ってのは

伝説では清の始皇帝の命令で不老不死の薬を探しに来た人の名前で、

佐賀にもゆかりの地があるね、そういえば。

 

 

モノノ怪も行かないといけないし、ゾンサガも行かないと行けないし、

推し活が充実でありがたいことです。

 

 

 

 

 

 

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参考文献はこちら。 

 

 

 

Amazonじゃなくて公式に著書がある。ガチりたい人は通販で。

もっと流行って廉価版とか文庫版とかでるといいよなー。

www.zensei.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?ねんどろサキちゃんはないのか・・・_( _´ω`)_