前回の記事から、体癖と歌声の関係について、検証継続中だ。
おおむね間違いないと確信を深めつつある。
歌うとき響かせるその人の身体の中心がある。
胸で歌うのか、頭で歌うのか、腹で歌うのか。
心を開いて見聞きすれば感じられる。
メインで使うチャクラと、それが発するフィーリングや感受性、そこから生まれる姿勢や仕草、体の形、体癖。
全てに密接な関連がある。部分と全体はフラクタルになって現れているのが解る。
歌声だけからでもだいたいの体癖を察することさえ出来るだろう。
例えば私見だが、
顔出しNGの最近話題の歌姫、ado は8種体癖だろうな~と思ってる。
「うっせぇわ」みたいなオラッとした、攻撃的な曲で持ち味が活きるってところで捻れ型やろなーという見当がつき。
このツイートで8種であることほぼ確。
下半身太めとなればな~。
そういえば鬼滅の刃ラジオで、声優の下野紘が善逸でギャーギャー騒ぐ演技やり過ぎて太ももが筋肉痛になったと言っていた。
プロの叫び演技は下半身の支え鍛えがいると。
大きな声を出すには、下半身の発達が重要だと。
上半身は力が抜けて空洞、よく響く共鳴胴であることも重要。
8種は下半身が強く、肩は撫で肩、角度が落ちて脱力した形だ。歌ウマ体癖。
よって ado の容姿にも予想がつく。
8種の歌手てえと、美空ひばりとか鬼束ちひろとか坂本冬美とか。
やや面長で色白モチ肌で、顎は小さく尖って、鼻筋のしっかり通った、そういう系統の顔のはずだ。
聞いてればわかるけど、しっとり優しいバラードやララバイみたいなのより、トットムジカみたいなドスの効いたフィーリングの歌が圧倒的にカッコイイ。
「みんなで仲良しウフフ」とかではなく、
「絶対負けないブッ殺ス」と思うとき力も魅力も出るタイプ。
ウタでも結局うっせぇわちゃんの顔になってるのはほんとに草 かつ興味深い。
前回の記事から気をつけて色んなMVを見てメモもとってるし、
そのうち自分なりに体癖別歌手の一覧表もつくりたいなーと思いつつ。
相変わらず5種体癖の歌手がマジで全然いなくて笑う。キングヌーしかいないw
6種はまだちらほら見かけるんだけどな~。
・・・なんつって。
そんな風に歌手を上から目線で観察することに慣れていた今日このごろだったのだが。
衝撃の動画が無自覚の傲慢を吹き飛ばしてくれたので、紹介したい。
いやもう、まず聞いて。
謎の涙がだばだばで画面が見えなくなるから。
観察とか分析とか、いやいやそれどころじゃねえ。
心が震えて制御できねえ。俯瞰できねえ。これが感動か。ってなったわ。
ファーストインパクトではなにひとつわからなかった。
彼女のフィーリングは自分にとってキャパオーバーだったのだろう。
それでも「それが何故なのか知りたい」のが1種体癖の自分だから。
30周くらい聞いてると慣れてだんだん解ってきた。まだ涙は出るが。
体癖は左右型、どちらかというと4種だろうな。
声は高く若く少女のようで、癒し系の響きは4種っぽさだ。4種も歌ウマ体癖。
歌い出しで両手を翼のように広げる。
多分ジェーンという自己からナイトバードへ、歌う鳥へと意識を変容させる儀式なんだろうけど、すこし傾いている。左右非対称の身体性。
歌う時も左足に重心がかかっている。背の直線ぽさ、肩の形も4種傾向か。
歌うとき、喋るときも、顔を左右に振るしぐさ、癖がある。
佳人薄命というような儚さ嫋やかさが魅力となるのは4種のなせるわざか。
顔は、童顔といえば童顔だろう。
3種といえば丸っこさ、4種といえば角張りなのだが。
しかし、病のせいでひどく痩せていて顔からは判断しにくい。
というか、顔形を見るより、目がどうしようもなく印象的で惹きつけられる。
赤ちゃんみたいに透き通って明るい瞳だ。
これはもう、造作は関係ない。精神性のあらわれ。
画面が審査員に切り替わると対比で目がドブのよーに濁って見える。いや普通の大人の目なんだが。ナイトバードの目が透き通り過ぎてるだけなんだが。
メイクも服も髪も肉もゴージャス盛り盛りの審査員と、
ノーメイクで服装もまったく飾る気がないナイトバードの対比も絵としてすごいな。
病んだままをありのまま、自分として見てもらおうというマインドが、もう。
髪も抗がん剤の副作用で抜けるってやつだろうけど、カツラや帽子で隠したいとか、そういう気持ちの段階を越えている。
審査員が「君の笑顔と姿勢はそれ(病の辛苦)を感じないね」と言うけど。ほんとそう。
とても奇麗な人だと感じる。姿も言葉もだけど、なにより瞳が。
生と死のあわいに立ち、それをただ見つめる境地、明鏡止水とでもいうような。
「重要なのは、影の上に自分がいること」と彼女は言った。
他の動画にこういうコメントもある。
Because hope is the bird that sings even when she can't see the dawn.
希望は夜明けが見えなくても歌う鳥だから。
Nightbirde、夜の鳥という名前、自分で自分につけた名、道を求める自分を象徴する名。心を変容させるためにつけた新しい名の意味するところ。
彼女は、夜明けが来ないこと、死の訪れをなかば受け容れていて、それでも夜に影に絶望に呑まれず、希望を歌う鳥であろうと、自分自身を定義した。
天心にあるとき、技がアートになるとき。
もう体癖とか関係なくなってくるのが、よくわかった。
審査員もわかっている。
イエスを越えているとか、本物だ。君が何気なく語ったことに何か大事な・・・(言葉にならない)とかコメントする。
歌手としての技量とか、そういう次元を超えてるということだ。
むきだしの魂の輝きそのものが、ダイレクトに心を揺らしてくる。
大きな魂の人。
もはや物質の世界にそぐわないレベルの人ではありそう。
それでもいい加減、こういう人も肉体を維持して生きていける世界にならないといけないのだが。
歌詞ももう、彼女にしか歌えない心そのままの詩。
ただサマータイムとサムタイムが最初と最後で韻を踏んでるあたり素人じゃねえなっていう感じはするけど。
It’s Okay / by Nightbirde 和訳: ジェフ
I moved to California in the summertime (夏にカリフォルニアへ来て)
I changed my name thinking that it would change my mind (心を変えるため名を変えた)
I thought that all my problems they would stay behind (悩みのタネを深く埋めた)
I was a stick of dynamite and it just was A matter of time, yeah (けど爆弾は時間の問題)
Oh, dang, oh, my, now I can't hide (そうよ、もう隠せない)
Said I knew myself but I guess I lied (自分に嘘をついてる)
It's okay, it's okay it's okay, it's okay (けど良い、それで良い)
If you're lost, We're all a little lost and it's all right (みんな迷いながら進んでる)
It's okay, it's okay it's okay, it's okay (だから良い、それで良い)
If you're lost, We're all a little lost and it's all right (みんな迷いながら進んでる)
It's all right (良いのよ)
I wrote a hundred pages, but I burned them all (100ページ書いて燃やした)
Yeah, I burned them all (全てを)
I blow through yellow lights and don't look back at all (黄色信号を突き進む)
I don't look back at all (振り返らずに)
Oh, dang, oh, my, now I can't hide (そうよ、もう隠せない)
Said I knew myself but I guess I lied (自分に嘘をついてる)
It's okay, it's okay it's okay, it's okay (けど良い、それで良い)
If you're lost, We're all a little lost and it's all right (みんな迷いながら進んでる)
It's okay, it's okay it's okay, it's okay (だから良い、それで良い)
If you're lost, We're all a little lost and it's all right (みんな迷いながら進んでる)
it's all right to be lost sometimes (良いの、時々なら)
イッツオーケイ、か。
そういえば、野口晴哉の詩もそんな結びだったな。
「我あり、我は宇宙の中心なり。我にいのち宿る。
いのちは無始より来りて無終に至る。
我を通じて無限に拡がり、我を貫いて無窮に繋がる。
いのちは絶対無限なれば、我も亦 絶対無限なり。
我動けば宇宙動き、宇宙動けば我亦動く。
我と宇宙は渾一不二。一体 にして一心なり。
円融無瞬にして已でに生死を離る。況んや老病をや。
我今いのち を得て悠久無限の心境に安住す。
行往坐臥、狂うことなく冒さることなし。
この心、金剛不壊にして永遠に破ることなし。 ウーム、大丈夫。」
きっと同じことだ。
イッツオーケイ、大丈夫。
そういうことなんだろう。そういう言葉になる感覚。
どうしても苦しみにばかり囚われてしまうけれど。
ほんとうは、死も生も、いのちのとる形のひとつに過ぎない。
生と死を巡りながら、魂は永い旅をしている。
すべての始まり生まれるより以前から、すべての尽き果てて終わるその先まで。
心でそこに至り、無限との繋がりをとりもどすと、
果てしなく思えた時間も空間も意味を失くす。
すべては今ここにある一瞬だけ。
いのちは、無限から有限を汲みだしている通路。
そこから射し込む光が見せる幻燈のこの世界で、
絶望をみるも、希望をみるも心次第。
それはただ委ねられているから、
「幸せになろうと思うまで、困難を待たないで。」
今このとき、ただただ、大丈夫で、オーケイな、魂の安らぎが在ること、それと共に在っていいということを。
キリスト教風にいうのなら、最後の審判を待つことなく、原罪の贖いを待つことなく。
神の許可を希うことなく。
ただ、神の愛と共にあると、それは知るだけでいいことなのだと。
幸せになるのを妨げているのは、自縄自縛の思い込みだけ。
それを手放すだけでいい。
なにも持たないとき、すべてとともにあるとわかる。
そういうことなんじゃないか。
あなたの魂に安らぎあれ。
ナイトバードのチャンネルもある。
が、スタジオでの録音より、番組での歌のほうがいいと感じる。
もしアーティストのライブだったなら聴衆は皆ファンだけど、この番組では誰も彼女を知らない。
アウェイの環境での歌い始めには緊張があって少し声が震えている。
数フレーズかけて彼女のフィーリングが観客の心を掴み、揺らし、会場が一体になる。
その過程も含め、奇跡のようなすべてが素晴らしいのだ。
歌ってるときはもちろん、歌い終わったときの彼女の表情も良い。
自分でも驚いているような顔に見える。
そう、インスピレーションを体現したパフォーマンスができると、自分でもどうやったかわからないという驚きや感動がある。そういう顔だ。
録音か・・・、録音ね。そうか。
例えば、1種体癖の歌手なら、ライブでもレコーディングでもさしてクオリティは変わらないかもしれない。8種も孤独も力になるタイプだ。
が、4種や6種、孤独に向かずコミュ力や共感能力に長けた体癖の歌手には、観客と一緒になって歌うことが重要なファクターである気がする。
ひとりで歌うといい歌手も、
みんなで歌うといい歌手もいる。
ひとくちに歌手といっても体癖を活かすスタイルがありそうだな。
そういえばこの番組、AGTアメリカズゴッドタレントっていうと、
スーザン・ボイルとかこの番組で発見されて売れたシンデレラストーリーなアレじゃないっけ。
ああ、番組はBGTだけどサイモンていう審査員が同じだね。若いなこの時。
スーザンボイルは8種っぽいな。このアゴが。
首と頬の肉が一体化しがちの中からアゴがクイっと主張してるの8種っぽいわ。
肩が落ちてるのも8種ぽい~。
顔は面長で、鼻もまあ。
ただ、受け答えの朗らかさに10種かなにかを感じるか。スターな気質とか。
8種だけだとこんな愛嬌無い気がするなあ。
えっと、まあ美醜というのは、顔の造作でなく、心身の調和に感じるものだけど。
ado もスーザンみたいな顔である可能性もなくはないね?
いや、マツコ会議によると普通におキレイな人ということだったけどw
参考文献
体癖ガチりたい人はAmazonでなく、公式サイトに野口晴哉の著書がある。
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